河出文庫
最新刊
編集者のことば
「読み継げば、どこへだって行ける」。
知的好奇心に満ちた電車に乗り、ジャンルを超えてどこまでも旅を続けられる――そんな河出文庫。
皆さんもぜひ河出文庫という切符を手に、新しい旅に出かけてみてください。
これから出る本
2023.02.07発売予定
ぱっちり、朝ごはん
ご飯とお味噌汁、納豆で和食派? それともパンとコーヒー、ミルクティーで洋食派? たまにはパンケーキ、台湾ふうに豆乳もいいな。朝ごはん大好きな35人の、とっておきエッセイアンソロジー。
2023.02.07発売予定
百合小説コレクション wiz
実力派作家の書き下ろしと「百合文芸小説コンテスト」発の新鋭が競演する、珠玉のアンソロジー。百合小説の〈今〉がここにある。
2023.02.07発売予定
片山杜秀のクラシック大音楽家15講
単行本『クラシックの核心』の9人(バッハからグレン・グールドまで)に、ベートーヴェン、トスカニーニ、バーンスタイン、マリア・カラス、カール・リヒター、吉田秀和の6人を大増補した文庫版。
2023.02.07発売予定
海の仙人・雉始なく(*なく=句+隹)
宝くじに当たった河野は会社を辞め敦賀に引っ越した。何もしない静かな日々に役立たずの神様・ファンタジーが訪れ、奇妙な同居が始まった。芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した傑作に「雉始?」を増補。
2023.02.07発売予定
ブラッド・ロンダリング
ブラッド・ロンダリング──過去を消し去り、自らの出自を新しくつくりかえる血の洗浄。警視庁捜査1課へと転属となった真弓倫太郎。だが彼には知られてはいけない秘密があった……
2023.02.07発売予定
すべての、白いものたちの
アジア唯一のブッカー賞受賞作家の代表作がついに文庫化。「白いもの」をめぐる詩的散文が喚起する、破壊と再生の記憶。ワルシャワと朝鮮半島を結ぶ、はかなくも偉大ないのちの物語。
2023.02.07発売予定
古代文明と気候大変動
地球は1万5000年前、氷河期を終えて温暖化を迎えた。この「長い夏」に生まれた古代文明は、やがて洪水や旱魃などの自然災害に翻弄され、滅んでいく。気候と歴史のダイナミックな物語。
2023.02.07発売予定
ドラキュラ ドラキュラ
ポリドリからメリメ、ヴェルヌ、シュオッブ、コナン・ドイルまで、稀代の愛好家が吸血鬼小説の名品11篇を精選。決定版吸血鬼アンソロジー、新装版。
2023.03.07発売予定
ヘーゲル 自由と普遍性の哲学
難解なヘーゲル哲学を、人間と社会・国家の関係を不器用なまでに真摯に問い、自由の可能性をつきつめた思索として読み解いた画期的入門書『ヘーゲル・大人のなりかた』を増補・文庫化。
2023.03.07発売予定
江戸の思い出
江戸歌舞伎の夢を懐かしむ「島原の夢」、徳川家に愛でられた江戸佃島の名産「白魚物語」、維新の変化に取り残された人々を活写する「西郷星」、「ゆず湯」。綺堂の魅力を集めた随筆選。
2023.03.07発売予定
ウー、うまい!
大食いしん坊でもあった大女優・エッセイスト高峰秀子の、国内外の食べ歩きや、うまいもの全般に関する食道楽の記録・随筆オリジナルアンソロジー。ササッとかんたんから、珍しい蛇料理、鳩料理まで。
2023.03.07発売予定
核DNA解析でたどる 日本人の源流
アフリカを出た人類の祖先は、いかにして日本列島にたどりつき「ヤポネシア人」となったのか。中国人・東南アジア人ともかけ離れた縄文人のDNAの特異性とは?先端科学を駆使した知的謎解きの書!
2023.03.07発売予定
指揮のおけいこ
指揮者の役割とは? 指揮の上達法とは? 暗譜のコツと大失敗、意外と多い指揮台からの落下etc. 世界的マエストロで名エッセイストが明かす、楽しくてちょっとためになる「指揮」の秘密。
2023.03.07発売予定
シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』の出版者として名高いパリのオデオン街の小さな書店の女主人・シルヴィア・ビーチが綴る20世紀文学の舞台裏。
2023.03.07発売予定
メガトン級「大失敗」の世界史
とてつもない大失敗をやらかした時には、本書を読むといい。人類がどれほどあんぽんたんで、救いようのないヘマを繰り返してきたか。世界27ヶ国で訳されたユーモラスなベストセラー。
2023.03.07発売予定
決定版 第二の性Ⅰ 事実と神話
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」。神話、文学、生理学、精神分析など、男に支配されてきた女の歴史を紐解きながら、女たちの自由な可能性を提示する20世紀の画期的名著。