読者の声 最新一覧

ご投稿いただいた最新の読者の声をご紹介しています。

投稿のしかた

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。

ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。

 

haru 著

★2023.11.28   この本は、私が凄く大切に何度も読んでいる本で、本当に大好きな本です。私は元々、HSPやADHDなどが書かれている本に興味があり、そこからふっと手に取った本がこの本でした。読んでみると、自分の知らない世界がharuさんの中では繰り広げられているということを感じ、直ぐにいい本だと思いました。色んな人にこの本が広がっていったら私自身とても嬉しいです!

ビル・エヴァンス

ビル・エヴァンス

 

河出書房新社 編

★2023.11.22   表紙のビル・エヴァンスの佇まいに一目惚れし、思わず衝動買いしてしまいました。本書でも取り上げられている映画『タイム・リメンバード』を観て以来、私にとってのビルは、「大いなる謎」以外の何ものでもないのですが、本書には、そんな謎を解くための鍵が、いっぱい詰まっているように思えます。表紙には「孤高のジャズ・ピアニスト」とありますが、彼ほど孤高という言葉が似合うアーティストはそうはいないでしょう。私の“ビルを巡る旅”は、まだ始まったばかりです。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.19   本作に出会う前に友人が癌を患い余命幾許も無い事を知り、意気阻喪の頃ラジオで紹介していた『くもをさがす』に惹かれ書店に向かいました。
私も関西人なので、本書のカナダの人が関西弁で登場することに妙にリアルを感じて、西さんの気持ちの中にも、入っていくことができました。
自分はじぶん…といいながらも、客観視しながらプロに頼り、信頼する事、生き抜く事を信じて他人に感謝し愛する西さんの日々、どんなにしんどくて、怖かっただろうと思いながらも、読み終わらないうちに私には希望がみえました。
美しく張られた蜘蛛の巣をわずかに差す真っ直ぐな陽の光で見つけ、その真ん中に神々しくいる蜘蛛を見つけるのが、好きな私です。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.18   カナダに語学留学を考えている私にとってはカナダでのリアルな医療形態、生活風景などが垣間見えて勉強になりましたし、今を生きる事の素晴らしさ、尊さが胸が痛くなるほどこの本から伝わってきました。
また過去に大切な人が癌を患った時にこの本に出会えていたら違う対応が出来ていたかもなと思わされました。
私にとって大切な一冊になりました。
西加奈子さんありがとうございます。

趣味で腹いっぱい

趣味で腹いっぱい

 

山崎 ナオコーラ 著

★2023.11.11   稲村さんと鞠子のトークイベントがとてもよかった。私も行きたくなった。私も出産していないが、毎日自殺しないで、起きたり、呼吸したりしている。それだけでいいんだと思えた。ミキさんの気持ちも少し分かるような気がした。最近流産して、気持ちが落ちていたが、グリーフケアを受けられる環境がなく、何をしたらいいのか分からなかった。同じ経験をした人と話し合ったりしたいと思っていたが、本を通してトークイベントに参加したような気になって、関係ない話を聞いても、傷を癒せるのかもしれないと思えた。

腹を空かせた勇者ども

腹を空かせた勇者ども

 

金原 ひとみ 著

★2023.11.08   最近は高校生が主人公の小説を読んでも、途中でもういいやって止めることが続いてたので
これもどうかなと思いつつ読み始めたんですが、面白くて楽しくてワクワクしながら読みました。
今までの金原さんの作品とはかなり違う世界でしたが、こういう世界も書ける事にも驚きました。
願わくば、続編を書いて頂きたいです。
というよりシリーズ化して頂いて、大学生のレナレナや社会人になったレナレナ達も見せて欲しいです。
娘さんがモデルになっているのかなと思うので、娘さんの成長に合わせてでいいので、どうかどうかよろしくお願い致しますm(_ _)m

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.11.05   33歳未婚で乳がん告知されました。そんな時に書店で手にした本でした。
これから私がどうなるのか不安すらも自覚できていない状態の中、まだ他人事のように読んでいたと思います。
日々の検査結果の更新。その都度治療や人生の選択。
どれだけ書ききれないことがこの本には隠されているのか。それを想うだけで、自分も強くあれるかもしれないと思えます。
これから抗がん剤治療が始まりますが、私もこの1日1日を笑い飛ばせるように頑張ります。
ありがとうございます。

手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。

手持ちのカードで、(なんとか)生きてます。

 

三人称 鉄塔(賽助) 著

★2023.10.31   今、自分のやりたい事で人生を歩んでいく勇気が生まれました。
今やっていることが、何かの役に立つのか?報われるのか?周りはちゃんと社会人をしているのに自分ときたら…なんて考える日々がありました。
ですが、この本を読んで鉄塔さんもそんな時期があったんだ、続けてきたことがこうして繋がっているんだと心震えるものがありました。
私も将来につながるように今を生きたいと思います。

この本を出版していただき、ありがとうございました!!

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.26   83歳で母が乳癌になり現在85歳。膀胱がんと肺癌と次々とがんが見つかりながら今治療しています。その母の趣味は読書で今回母から貸してもらって読みました。海外での告知 治療周りの方の助けなどとてもわかりやすく伝わりました。
心の持ちどころの大切さも、大事だなぁと思います。これからも頑張ってください。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.25   9月に乳がんを告知され、まさか私が、と真っ暗な気持ちで入った書店で導かれるようにこの本に出会いました。
読み進めるうちに、あなたとは私だ、これは今の私のために書いて下さったのだ、と思わずにはいられませんでした。
「あなたの体のボスはあなただ。」という言葉に勇気をもらい、自分の意思で主治医や治療法を決めてきました。来月手術が控えています。不安な夜もありますが、そんな時はこの本を開き、お気に入りの言葉を何度も読み返します。
私を暗闇から救ってくれた「くもをさがす」。なんとお礼を申し上げたらよいか分かりません。
お会いしたことのない西さんも作中登場する病気を乗り越えた方たちも、私のキャンサーシスターフッドだと思っています。
西さんが、みなさんが、これからも幸せで、輝いていますように。
私も頑張ります!勇気を、光を、ありがとうございました!

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   とても読みやすい文章、赤裸々な内容、希島あいりの心の中が透けて見えるよう。

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   タイトル通り。
確かに激しい抑揚は無いかもしれない。
でも、それこそが彼女のリアル。
等身大の女の子のその時その時の感情を描いた内容は必見。
かわいい女の子がそこにいた。
TVや煌びやかな世界で活躍する人も1人の女性なんだと思わせてくれる。
恋愛っていいもんだなぁと久々に思わせてくれた作品でした。

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   まるできじーが読み聞かせてくれてるかのような感覚で一気に読了しました。
ドラマチックじゃない…決してそんなことはない物語でした。
それに、デビュー以前も含めた等身大の『リアル』に触れられたこと、それ自体が自分にはドラマチックな体験。
読み終えて、ますますきじーのことを好きになりました。

行間にも表れてない「さらなるリアル」をきじー自身が語ってくれている音声ファイルは貴重で贅沢。
きじーの声は本当に心地よく、癒やされる響きです。

文章が「彼女のリアル」を描いたものであるように、物語の節目ごとに収められたグラビアから一貫して感じたのはきじーの「自然体」。
音声ファイルも含めた全てのコンテンツが調和しながらきじーの魅力を発してる一冊です。
きじーファン以外にも彼女の魅力の一端に触れるキッカケとしてお勧めしたいし、若い女性にも読んでもらいたいです。

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

彼女のリアル ドラマチックじゃないなんて知ってた

 

希島 あいり 原作 高井 うしお 文

★2023.10.24   希島あいりの体験談を小説化、小説とグラビアで構成されてエッセイ風な語り口で読みやすい・・・
彼女の想いや歩いてきた道筋の一端に触れられるから、ファン以外の方にもオススメできるいい作品です。
この本をきっかけに彼女を知らない人にもその魅力が伝わればファンの一人としても嬉しいな‼︎

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.15   一気に読み進めました。これほど心を揺さぶられた作品は久しぶりです。胸が締め付けられるような緊迫感、目の前にどこまでも青い空が広がっているような解放感、相反する感情がいったり来たりしました。経験と日常生活が綴られていく中で、医療、教育、伝統、文化それぞれに深く切り込んでいく。ずっしりと重い一冊でした。ドンと背中を押してもらいたい時に、きっと読み返すことになると思います。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.13   西さんの強さを一番、感じました。
ふとした瞬間、気付いたら泣いていました。
自分も病気で、急に悲しんだり、苦しんだりしました。その時に、「くもをさがす」を読んで、西さんのように生きなきゃと思いました。

本当にありがとうございました。
応援しています。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.13   実は私は9本(?)の手術痕がありまして、九歳から五十八歳までに他人よりは少し多い手術を経験しています。九歳の時はあまり深刻には感じませんでしたが、大人になってからの手術はやはり、思うところがありました。最後になった手術が終わり手術室から出てきた私は父のデスマスクそっくりだった、と娘に言われました。どうして私が、と思う感覚は手術のその度感じたことです。改めて、「くもをさがす」を読んで、私も世界中の誰かも目に見えない力で生かされているのだ、と思いました。
そう、今この時を自分らしく生きるんだ、自分の「いのち」を慈しむんだ、そんなふうに思った私でした。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.12   最終章にて、「くもをさがす」は、"どこにいるのか分からない、会ったことのない「あなた」に向けて書いている"という文章を目にした時、(このタイミングで出逢えて良かった、出会うべき時にちゃんと出会えたんだ♪)と、強く感じました。自分に欠けている考え方、日本とカナダとの様々な考え方その他の違い(特に愛と情の違いという捉え方)等を認識することが出来ました。
今自分は不幸と感じていて、どうしたら、そこから逃れられるのか、分かりませんが、この本と出会い、考え方の視野を広げてもらえた気がします。どんな状況でも、決める権利が自分にあることも。人生一度きり!こうありたいという自分に、ゆっくりでも、近づいていきたいと思っています。ありがとうございました。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.10   私は8年目の看護師です。さまざまや場面に立ち会い、看取りも数えられません。そんななか、ここ数ヶ月で自分自身が適応障害となり、現在休職している中でこの書籍に出会いました。日本との医療や文化、考え方の違いに驚きつつ、読みながら共感する部分も多く、読む前と比べてありのままの自分を好きでいようと思うようになりました。自分がこの先どう生きるのか、どんな人生になるのか、自分の家族に何が起こるのか、何も予測は出来ないですし、先のことを考えると不安と恐怖に押し潰されそうになるときもあります。でも1日1日を大切に、今の自分の素敵なところを1つでも見つけながら、不完全な自分を愛していこうと思います。素敵な書籍、西さんとの出会いに感謝します。そして、これからも職場復帰した後は医療従事者として少しでも心の拠り所になれるような看護師でい続けられるようになりたいと思います。素敵な出会いをありがとうございました。

くもをさがす

くもをさがす

 

西 加奈子 著

★2023.10.10   昨年末、左乳房全切除しました。私は西さんと同世代で、小学生の1人息子もいます。乳癌告知時や治療中の想いは、共感するものとそうでないものがありましたが、西さんが「わたし」に向けて届けてくれた言葉を、私の身体の一部にして生きていきたいと思いました。